Sarreguemines は1790年創業のフランスの歴史ある古窯の一つですが、1870年に始まった普仏戦争により会社が分断されることになります。刻印の U&C Sarreguemines は戦後ドイツに併合されたウッツシュナイダー(Utzschneider)で作陶されたものになります。ナポレオン三世による第二帝政時代の終わり、まさに「大河ドラマ、青天を衝け」の渋沢栄一の時代です。

Epine はサンザシ(山査子 aubépine)のことですが直訳は棘(トゲ)の意味です。サンザシはバラ科の植物であり鋭い棘を持つことからサンザシのことをも示すようです。秋には赤い実を付け、甘酸っぱいビタミン豊富なスーパーフードとして知られています。

花言葉は「希望」「慎重」

キリストが処刑された際、セイヨウサンザシの木で作った冠が血に染まったという伝説があり、神聖な木とされていることもあるようです。

薄い蒼色に綺麗に描かれたサンザシ。

・France 1895年以前

・サイズ:直径22.8cm

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