宝箱ののような形をした紙箱。1920年代のアールデコの装飾紙が貼られています(正面蓋の側面部分のみ無し)装飾紙は経年変化で日焼けして薄黒くなっています。
「インロー式蝶番貼り箱」と云って、片開き式で背中の部分を内外から貼り、「蝶番」のような仕組みにした貼り箱。箱本体とフタの寸法を上下で上手く合わせなければならないため、製作に手間のかかる貼箱です。当時ヨーロッパでは箱を制作する専門の職人がいました。蝶番部分も内側からしっかり補強されています。箱自体の状態はとても良好です。
装飾紙はアールデコ調の赤い恐らくお花のデコ文様。内部にはひとつ内ぶたが付いています。内ぶたには、木製の玉と黒い石かビーズのような持ち手が付いています。元々の用途はわかりませんが、小物やアクセサリー入れとしていかがでしょうか。
・England 1920年代
・サイズ:縦8.5cmx横12.5cmx厚み8.5cm
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