Melitta 社は1908年にドイツで生まれました。ドイツ中央西のミンデンに本社があります。メリタは世界で初めてペーパーフィルターによってコーヒーを抽出する方法を発明した会社です。

1908年ドイツ ドレスデン出身の主婦(当時35歳)だったメリタ・ベンツが、紙を折って作ったフィルターを発明、「ろ紙を使ったフィルタートップデバイス」の特許登録を取得しました。それまで、コーヒーはお湯に直接コーヒー粉を入れて茶漉しで濾して作っていました。

その後、メリタはフィルターを円錐形に改良、テーパーを付けリブを追加します。これによりろ過面積が大きくなり、コーヒーの抽出が大幅に改善されました。現在のコーヒーフィルターの原型ともいえる、テーパーフィルタートップの内側にきれいに収まる、円錐形のろ紙が完成しました。

初期の頃の無数に抽出穴があいている茶こしのようなフィルターから、3つ穴、4つ穴タイプなど研究を重ねた結果、1960年代に現在のモデルとなる1つ穴方式に行きつきます。1つ穴がもっともコーヒーの抽出に理想的であるとし、以来かたくなに守り続けています。

ちなみに、Kalita(カリタ)は日本のメーカーで3つ穴を採用しています。Melittaとはまったく無関係だそうです。

今回 ドイツよりMelitta製のヴィンテージポットとドリッパーを入手しました。これからの夏を想う薄水色のとてもきれいなお品物です。店頭とオンラインショップに掲載致しました。よろしければぜひご覧ください。

・コーヒーポット(ラベル付き) ONLINESHOP

・コーヒーポット(ラベルなし) ONLINESHOP

・コーヒーポット(大) ONLINESHOP

・コーヒードリッパー ONLINESHOP

コーヒーポット(大)はドリッパーと合わせてお使い頂けます。