Allumettes はフランス語でマッチの意味。まだ簡易ライターなどの無かった時代、台所でコンロやかまどに火を点けるのにマッチは必需品でした。台所には壁に琺瑯や陶器で作られた、このようなケースが必ずありました。
ケースの中にはたくさんのマッチ、蓋の上部にはマッチを擦るための側薬。現在のマッチの原型は19世紀の初め頃にイギリスで発明されたそうです。
こちらはホワイトの琺瑯で作られたこじんまりしたサイズのマッチ入れ。ヨーロッパアンティークではたまに見かけるアイテムです。琺瑯の欠けや塗り直した跡などが残っています。
横幅12cmほどのサイズで年代は不明ですが、1900年前半くらいのものと思います。
今はマッチを入れるひとはあまりいないと思いますが、小物入れには最適です。
・France 年代不明
・サイズ:縦7cmx横12.3cmx高さ15cm(最高高さ)
詳細写真はONLINESHOPにてご確認ください。