大変状態の良い “Peugeot Peuginox” を入手しました。
プジョー社が実用を重視して開発したモデル、 “Peugeot Peuginox” 本体はスチール製でベージュ色の塗装が施されています。１９４０～６０年頃に製造されたコーヒーグラインダーです。本体と上部の豆を入れる蓋部分はスチール製。 天板と底板、ハンドルは木製になります。
本品Cは表面の塗装の剥がれなどもほとんど見られません。正面の “Peugeot” のライオンマークもきれいに残っています。刃の状態も非常に良いです。豆の挽きの粗さ調整はプジョー独特の軸部分の金具で調整できます。昔の手挽きコーヒーグラインダーは機能がシンプルで、適度に手入れしていればいつまでも使うことが出来ます。
当店にてひと通りレストア、 内部の掃除、刃の洗浄、ビスの調整、注油、木部のワックス掛けまで済ませてありますのでこのまま使用して頂けます。試し挽きも行いましたが非常に良好な状態です。
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現在プジョーはフランスを代表する自動車メーカーとして有名ですが、もとは１８２４年にプジョー兄弟 (Peugeot Frères )が製鋼所を創設したのが始まりでした。当時は工具や刃物、スプリングなどの鋼製部品や大工道具などを作っていたそうです。
現在のライオンの刻印は１８５８年に商標登録された物で、その頃よりコーヒーグラインダーやペッパーミルなどの製作も始まりました。プジョーが本格的に自動車の技術開発を始めたのは１８８０年代頃からと云われています。
元々製鋼所だったプジョーのコーヒーグラインダーは、当初より鋼材（刃）に定評があり、職人によって一つひとつ磨かれたプジョーの古いグラインダーは、今でもコーヒーのプロたちに根強い人気があります。
・France 1940-60’s
・サイズ：縦13cmｘ横13cmｘ高さ19cm（ハンドルまで20.5cm位）
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