フランスのとても趣のある大きめのサラダボール
Saint-Amandはトゥルネー出身のベルギー人、ピエール・ジョゼフ・ファウケスよって １７０５年に創業した古窯。 その後、Orchies と Hamage窯が合併し、サンタマン･オーチー･アマージュ陶磁器 (Faïences et Porcelaines de Saint-Amand-Orchies-Hamage) の社名でムーランデルー製陶所で生産を行います。「Saint-Amand et Hamage」「Moulin des Loups et Hamage」という刻印がある器は、同社の作陶品です。
本品は、 Saint-Amand et Hamage の刻印で１８００年後期から１９００年代前期に製造されたterre de fer（半陶半磁器） です。小さなブルーグリーンの小花の縁枠がガーランド模様に縁どられた古典的デザイン。家族でサラダを取り分けるくらいの大きさと深さがあります。表面には釉薬の細かな貫入と僅かな染みが見られます。
・France 1900年代前期
・サイズ：直径28cmｘ高さ6cm
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