フランス北部ピカルディ地方の古窯 St.Amand Moulin des Loups

Moulin des Loups は1718年に開窯したフランスの古い製陶所のひとつ。

その後1923年にOrchiesとHamageが合併し、サンタマン・オーチー・アマージュ陶磁器 (Faïences et Porcelaines de Saint-Amand-Orchies-Hamage) の社名でムーランデルー製陶所で生産を行いました。「Saint-Amand et Hamage」「Moulin des Loups et Hamage」というような刻印がある器は、同社の作陶品です。

Saint-Amand-les-Eaux(サンタマン・レゾー)は、フランス北部(ピカルディ地方)、ベルギー国境の近くに位置するノール県にあり、青い色が特徴の古窯です。

Saint-Amand はニコラス・デスムーティエ(Nicolas Desmoutiers) サン・アマン(サンタマンと呼ばれることもある)は1705年に最初の製陶工場を設立。その後トゥルネー出身のベルギー人、ピエール・ジョゼフ・ファウケスよって、サンタマン・レゾーに2番目の陶器工場が設立されました。その後18世紀の後半までサンタマンでの陶器産業は発展していきますが、フランス革命により生産に終止符が打たれます。

1810年、 DorchiesとHerbo によってサンタマンに3番目の製陶工場を設立、陶器の生産が再開されます。 1817年に Maximilien Joseph de Bettignies が経営を引き継ぐことにより工場は大きく躍進し、サンタマン・レゾーに大きな工場を作ります。1887年に工場は株式会社となり、社名を「ファイアンス・エ・ド・ポルスレーヌ」に変更。1896年にヴァンディニー・アマージュに2番目の工場が開設され、もっとも有名な「Saint Amand et Hamage Nord」の刻印が登録されます。サンタマン陶器の商標は、創設者の名前のイニシャルと都市のイニシャル(PFとSA)の複雑な絡み合いによって象徴されています。その後この会社は急速に拡大します。

1900年に「Société Amandinoise de Faïencerie」が設立され、1908年にCeranordが設立され、バックスタンプも白鳥がモチーフとなります。1944年に 「Les Manufacture de Faïence du Moulin des Loups」に社名変更したMoulin des Loupsの前身の会社ともいえます。その後度々社名を変更しながら、1952年、「Saint Amand et Hamage Nord」に閉鎖され、「Ceranord」は1962年、Saint-Amand で最後に閉鎖された工場となりました。






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