GERO 社の小さなスプーンです。少し細めのラインに繊細なパールドットの持ち手のデザインがとても気に入っています。サイズは小さ目のティー用とミドルサイズのデザート用の2種類がございます。

GERO社はマリウス・ゲリッツェンによって1912年南オランダ、ユトレヒト州ザイストで創業。デンマーク、オランダ、ベルギーに工場を設立し、ヨーロッパ各地に営業所を置くようになりました。ところが1929年、アメリカのブラック・チューズデイー(ウォール街株価大暴落)の影響を受けて経営危機に陥り、コペンハーゲン工場は1931年、ザイスト工場は1974年に閉鎖、Nieuw-Weerdingeの工場で細々と生産を続けることになりました。現在ではロイヤル・デルフトグループの傘下で生産を行っています。

シルバープレート加工やニューシルバーと呼ばれるアルパカの製造技術に優れ、今でもGERO社はオランダを代表する銀器メーカーとしてヨーロッパ中で愛されています。

裏側には3つの文字が刻印されています(下写真)。左のDはデザイナーを示し、真ん中は社名GERO、右の100の数字は、1ダース分(12スプーン)を銀メッキするために使用される純銀の量(グラム)を示します。 数値が大きいほど、銀の層(肌)の厚さまたは品質が高くなります。通常20、40、60、90、100gとなります。

・オランダ 1960年代

・サイズ デザートスプーンL=14.5cm、ティースプーンL=11.5cm

・価格 デザートスプーン 2,200円(在庫3)、ティースプーン 1,400円(在庫8)

※同デザインのディナースプーンとフォークの在庫もございます。






3つの文字が刻印されています。左のDはデザイナー、真ん中は社名のGERO、右の100の数字は、12スプーンを銀メッキするために使用される純銀のグラムを示します。 数値が大きいほど、銀の層(肌)の厚さまたは品質が高くなります。








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