儚いセルロイドの木の実。

1930年頃に作られた、元は帽子に着けるアクセサリーのためのもの。セルロイドは象牙の代用品として開発された合成樹脂です。1900年中期ごろまで、大量に作られるプラスティックに代替えされるまで食器やフィルムなどで活用されていました。

セルロイド製品は、割れてしまったり、劣化したりと、古いもので残っているものは多くはなく、現代では貴重なものとなってきました。こちらの木の実も同様、セルロイドのその儚さと、枯れた色味、味わいがとても美しいと思います。

パリのアクセサリー工房のタグがまだ付いたままになっています。現代のものには決して真似のできない、何年もの時を隔てて作られた色とセルロイドの儚い質感。

ずっと眺めていたくなります。

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■黄色い木の実のオブジェ  ・サイズ:約9×9cm   ・ONLINESHOP







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■薄紫の木の実のオブジェ  ・サイズ:約9×9cm  ・ONLINESHOP







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■多色の大きな木の実のオブジェ  ・サイズ:約9×9cm  ・ONLINESHOP







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■こちらの黒い木の実はセルロイドではなく、実の部分は紙で包まれて作られています。

・France 1930年  ・サイズ:約9×9cm  ・ONLINESHOP









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