モシュリンヌ(Mauchline)はイギリス、スコットランド南西部、グラスゴー南方の街。そこでヨーロッパ各地へ輸出されていた木工細工の工藝品をモシュリンヌ・ボックスと云います。1800年代中期から1900年代の初め頃まで製造されていました。

材質には木肌と杢目が美しい 硬いオリーブの木が使われています。 当時蓋の上には花や草木、鳥、各地の風景など様々なモチーフが描かれていました。 そのころのヨーロッパの旅のお土産用民藝品として愛されていました。

特に象嵌細工されたツバメの絵柄は希少で、人気があり今でも現地にはコレクターがいるほどです。今回ご紹介する物もツバメの象嵌になります。

本品は、ツバメが2羽空を飛ぶ姿とマンドリンとハイビスカスのような花の絵柄が象嵌されています。Ricordo はイタリア語で「想い出」の意味。モシュリンヌ・ボックスとしては比較的大きなサイズです。傷、剥がれ、割れなどもありますが、箱の躯体はしっかりしています。また鍵付きでちゃんと掛かります。状態が確認できるようにいつもより多めに写真を撮りました。 

・England 1900年代前後

・サイズ:縦11.3cmx横29.9cmx高さ6.9cm

・ONLINESHOP


















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