Wilhelm Jäger Eisenberg(ヴィルヘルム・イェーガー・アイゼンベルグ)は、1869年創業のドイツの南、バイエルン州アイゼンベルグの古窯。
サキソニー柄と言えば、デンマークの ROYAL COPENHAGEN のブルーフルーテッドシリーズを思い浮かべますが、 これは元々ロイヤルコペンハーゲンが、1775年に開窯した時から作り続けている一番最初のパターンでもあるからです。
ロイヤル・コペンハーゲン以外にも、今日まで様々な陶器会社がサキソニー柄の陶器を作り続けています。
フルーテッドは「縦縞の貝殻」とか「花麦藁」の意味。サキソニーはSaxony(Sax)、ドイツのザクセンの地名。 昔その地で染められた染料の青をBlau Saks 「サクソンブルー」と呼んでいたのが語源と云われています。 またこの絵柄のデザイン自体は古い中国からヨーロッパに伝来したものと云われています。
本品はイェーガー・アイゼンベルグ社が1930年~40年頃に作ったC&S。
とても良い状態です。少し大きめなサイズとドイツらしいしっかりした作りです。朝食のカフェ・オ・レ用にも使えそうです。
・Germany 1930-40年代
・サイズ:カップ直径7.5cmx高さ5.3cm ソーサー直径13.5cm