
小さな動物のフィギュアたち、こちらも当店の大好きなアイテムで、買付けに行って見つけると少しづつ仕入れています。ドイツのワグナー社のものが1つ、同じくドイツのオリジナル・ファートーイ社のものが2つ、もう1つはフランスのもの(制作会社は不明)になります。順番にご紹介して参ります。

■オールリアルファーの手のひらサイズの茶色のクマ
Karl Schrickel,Pelztier-Fabrikation というドイツ、バイエルン州のノイシュタット・バイ・コーブルクにあった会社のようです。詳細はよく解りませんが、1967年にはカタログが存在していました。製法や作りがとてもよく似ているので、ワグナー社(1940年~)と同時期のドイツのおもちゃ会社だと思います。お腹に”Original fur toys Made in W.Germany”のラベルが残っています。
・W.Germany 1950年代以降
・サイズ:全長8cmx高さ5cm




■オールリアルファーのピンクの耳をしたテリアのような黒いわんちゃん
黒い毛並みにピンクの耳、緑色の首輪が付いているテリアのような犬種のわんちゃん。
茶色の眼ときょとんとした顔がとてもチャーミングです。
フランス製のようですが、ラベルなどが無いため制作会社は不明です。 すべてリアル・ファーで作られています。
・France 1940年代
・サイズ:全長7.5cmx高さ7cm(耳まで)





■カウベルを付けた小さな角の生えた茶色の牛
ドイツのワグナー社のフィギュアでふわふわの尻尾のみリアルファーで作られています。尻尾以外はウールフロックと云ってウール等に吹付け加工が施されています。小さな眉毛とちょっとヤンチャそうな表情をしています。でも横から見るととても可愛いです。 ワグナー社は第二次世界大戦開戦直後の1940年、ドイツの彫刻家のフリッツ・ワグナーによってローゼンタールに芸術工芸品のワークショップとして創業。戦後、東西ドイツ統一直前の1988年までの約48年間、子供たちに優しくて愛らしいフィギュアを作り続けました。 ワグナー社が制作した動物のフィギュアは、今でもヨーロッパではコレクターが多く、特にリアルファーのアイテムはプレミアが付くほどの評価を受けています。お腹の所にワグナー社のラベルが付残っています。こちらのラベルは1966年~1983年まで使われていたものになります。
・West Germany 1966-1983年
・サイズ:全長7cm×高さ6.5cm





■オールリアルファーの牙の生えたグレイのゾウ
Karl Schrickel,Pelztier-Fabrikation というドイツ、バイエルン州のノイシュタット・バイ・コーブルクにあった会社のようです。詳細はよく解りませんが、1967年にはカタログが存在していました。製法や作りがとてもよく似ているので、ワグナー社(1940年~)と同時期のドイツのおもちゃ会社だと思います。本品はオール・リアル・ファーの手のひらサイズの可愛らしいゾウです。太い脚と鼻に大きな白い牙があります。対照的な小さな黒い眼がとてもチャーミング。お腹に”Original fur toys Made in W.Germany”のラベルが残っています。
・W.Germany 1950年代以降
・サイズ:全長10cm×高さ7cm




