こちらは玉響グラスと云います。私が勝手に付けた名前です。 たまゆらとは、勾玉が触れ合ってたてる微かな音色のことで、ほんの僅かとか、かすか、一瞬と云う意味の古語だそうです。玉などが透き通り光り輝くような玲瓏なグラス。
1900年代前後に手吹きで作られたフランス製のビストログラスです。大小サイズ違いで2個ずつあります。あちらのディーラーはアブサングラスと云ってました。確かにアブサングラスのような厚みと重みを持っています。
ビストログラスは名前の通り、ビストロでよく使われている何を飲んでもいいグラス。ワインを飲んでも、ビールを飲んでもジュースを飲んでも構いません。
ワインやシャンパンの向こう側にほんの僅かな玲瓏な光を感じられたら、なんて思いを馳せながらいつもこのグラス見ています。
・France 1900年代前後
・サイズ:(大)=直径8cmx高さ17cm、(小)=直径7cmx高さ15cm、