Lunéville CHAT NOIR シリーズ dinette (ままごと)スープボウル
Lunéville K&G(Lunéville Keller & Guerin)は、フランスの西部、ロレーヌ地方の古窯。
18世紀の初め頃にリュネビルの地に開窯しました。刻印のK&Gは創始者より窯を引き継いだ、Keller(ケラー)とGuerin(ゲラン)の頭文字だそうです。
こちらは小さなレディのままごと陶器のひとつ。
シリーズ名はChat noir(黒猫)。
裏の刻印も黒猫の顔を模っています。
蓋には、蝶と戯れている黒猫、獲物を捕まえて誇らしげな黒猫、釣り糸にじゃれる黒猫。
本体には、une chasse entre deux larrons (狩りの合間の2匹の泥棒)としてねずみを追いかける黒猫が元気よく描かれています。
Chat Noirシリーズは、製造期間が短かったのか数が少なく、私たちも今回初めて見つけました。
これをお持ちだったフランスのマダムは、猫が好きな私たちにと秘密の部屋から出してきてくれました。(犬も好きなんですけどね)
・France 1800年代後期
・直径11.5cm(取手込14.5cm)x高さ9.5cm
・SOLD