厚紙(Carton)を組み立てた箱に紙や布を貼付けて作り上げるカルトナージュ技法。
カルトナージュは、18世紀頃より南仏にて始まったとされるフランス伝統の厚紙工芸です。
箱には、大きな桃のような丸い実がプリントされています。箱の蓋の裏側に元々の色が残っており、推測するに鮮やかな青い色の実が描かれていたようです。
少しラウンドした長方形をしており、柔らかい感じの布箱になっています。アクセサリーや、長い鋏も入れられるお裁縫箱としても良いかもしれません。
・France 1900年代中期
・サイズ:31×12.5×高さ6.5㎝