Papier mâché の丸いケース
パピエ・マシェはヨーロッパで17世紀初め頃より主にフランスで始まった製法。パピエ・マシェには色々な形の物があります。主素材はパルプ(紙)で、膠、砂、接着剤などを混合した物を鋳型に流し込み加熱して固形化します。出来上がった形の表面を磨きながら整えていきます。その上に絵付けしたり色付けしたりして装飾を施していきます。
本品は底面に”TUSCANY CHIANTI MILLE FLEURS” の表記と特許番号の記載があります。これはイタリア・トスカーナ州キャンティ地方の千花模様(ミルフルール、万華模様)のことで、複雑で小さな花や植物が一面に広がる模様のことを表しています。文字通り千の花で装飾された模様はアンティーク感たっぷりで、美しい姿のまま残っています。小物やアクセサリーを入れるケースにいかがでしょうか。
・France 1900年前期
・サイズ:直径15.5cmx高さ6cm
・AC0336 ¥4,500-(税込)