ボワ・デュルシ(Bois Durci)とは、1800年代中期に発明された技法です。
木粉に牛の血液、黒色の顔料を混ぜた混合物を型に入れ成型し、加熱しながら加圧により硬化させて、硬質で緻密な光沢のある製品が作られる技法です。櫛やパイプステム、インクスタンド、フレームなどを多く制作し、また、モーニングジュエリーの高価なジェット(漆黒の石炭の様な物)の代用としてアクセサリーなども制作されていました。ベークライトの様な新しいプラスティック素材が作られる1920年頃まで、この技法による制作は続きました。こちらは装飾のレリーフが美しいインクスタンドです。成型して作られるためレリーフがはっきりと刻まれています。インク瓶は付属していません。
・France 1800後期~1900年前期
・サイズ: 縦15.5cm×横21.5cm×高さ3cm
・ST0595 SOLD
今日はお邪魔いたしました。
素敵なインクスタンドをありがとう!
吉祥寺へは月に一回ほど行きますので、また寄らせて頂きます(^^)
こちらこそ、ご来店ありがとうございました。HP見させて頂きました。とても素敵な作品でした!写真もとても良かったです。まだ未完成のようですがじっくり作っていってください。